
魅力的な村やエリアがさまざま存在するコッツウォルズ。どのように、どの村、エリアを巡るか、おススメの場所はどこか、食事や泊まるところは?など悩んでいる方の参考にして頂ければ幸いです。
今回は、格別で極上な体験、アフタヌーンティーを楽しんだ、おススメの場所カッスルクーム「The Manor House (ザ マナーハウス)」をご紹介します。
- マナーハウスとは
- カッスルクームの「ザ マナーハウス」の素晴らしさ
- コートヤードにはとっても大きなチェスセットが
- イタリア式庭園も
- 華麗なる一族
- ロビーラウンジに案内
マナーハウスとは
マナーハウスとは、荘園領主(マナー領主)や貴族の邸宅として建てられたものを改修した宿泊施設で、広大な敷地や庭園、クラシカルな内装が特徴、とされているようです(Googleより)。実際に貴族が生活していた場所であるため、歴史や文化に触れることができる、との記載もあり、マナーハウスに訪れるということは、そんな追体験ができるたいへん貴重な体験ということですね。
カッスルクームの「ザ マナーハウス」の素晴らしさ
門から5ほど歩くと、広大な敷地とそこに鎮座ましますザ マナーハウスさまが目に入ってきます。ツタのからまる14世紀の趣ある建物は圧倒的なオーラを放ち、この敷地自体を完全に別世界、格別なものにしています。お屋敷自体が大きすぎて全体像を写真に収めるのはドローンでも飛ばさない限りは難しそうです。

コートヤードにはとっても大きなチェスセットが
広大なコートヤードには、門のプレートに記載のあった”プライベートイベント”で使用したものなのか、一つのあたりの高さが1m以上はある、とても大きなチェスセットのあと片付け最中でした。広大な庭じゃないととても利用できない大きさで、映画のセットのようでした。興奮しすぎて写真を撮り忘れてしまいました。すみません。

イタリア式ガーデンへの入り口。こちらのお庭も本当はゆっくり鑑賞したいところです。
イタリア式庭園も
お庭(公園)の向こうにお屋敷が現れるのですが、更に右手には上記のような階段があり、上がってみるとそこには良く手入れされた美しいイタリア式庭園が拡がっていました。このお庭も十分ステキなお庭でゆっくりと鑑賞したいところでしたが、マナーハウスに圧倒されて、イタリア式庭園の写真は撮り忘れてしまいました。
更に、この庭園を降りる階段上で見るマナーハウスがまたステキに見えました。(以下の写真)

イタリア庭園の階段上からマナーハウスを撮影。広大過ぎてどうしても一部しか写せません

玄関に入ると長靴が。宿泊者が近隣を散策する用に用意されているそうです。
華麗なる一族
入り口に向かって右手にレストランがあり、そこで、カジュアルな服装はしているけれどもいかにも裕福そうなイギリス紳士2人と、イートンカレッジでウィリアム皇太子の後輩では?と思われるぐらいの(笑)、美しく品の良い10代後半(?)の青年が2人、食事をされていました。ホテルの入り口近くの窓際に座られていたので、窓越しにバッチリ見えたのです。そして、この方々がのちほど、驚愕な華麗なる一族ぶりを見せてくださいました。(詳細は次の次の回でご紹介させていただきます)

貴族さま(?)がお座りになられていたレストランが左手奥に見えます。
ロビーラウンジに案内
入り口をくぐる前にそんな華麗なる一族を目にし、冷たくあしらわれるのではないかと、更にドキドキしながらマナーハウスの中に入ると、感じの良いホテルの女性が声をかけてくださいました。
アフタヌーンティーに予約している旨を伝えると、ロビーラウンジで待っていて、と案内されました。

ホテル全体のテーマカラーが品の良いバイオレットでした
待たせて頂いたロビーラウンジは、バイオレットをメインカラーに、イエローを差し色にまとめられた、品が良く高級感の溢れる空間でした。奥に見えるピアノも相当に手が込んだ彫刻なされたかなりの年代物のようですし、品の良いイエローカラーのシェードのランプ、ヴァイオレットのベルベットのソファも本当に美しく、逆にこちらで暫く待たせていただけますか、と言いたくなるほど、ステキな空間でした。
それにしても、こんな文化遺産のような建物に、お金を出せば泊まれるというのが信じられません。
つづく。
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コッツウォルズ カッスルクーム ザ マナーハウス 1/4