2025年6月上旬、車の運転ができない50代女性2人でコッツウォルズとロンドンに個人旅行で行ってきました。魅力的な村やエリアがさまざま存在するコッツウォルズ。どのように、どの村、エリアを巡るか、おススメの場所はどこか、食事や泊まるところは?など悩んでいる方の参考にして頂ければ幸いです。また、本場のアフタヌーンティーやマナーハウス宿泊をいかにお得にメリハリをつけて楽しんだか、お得情報なども含め数回にわけてお届けします。

広大なお庭の奥に鎮座するザ マナーハウス
前回のカッスルクームのシンボル”The Manor House(ザ マナーハウス)”のロビーエリアなどのご紹介に続き、今回は、いよいよアフタヌーンティーをご紹介いたします。
- 室内の様子
- 席から窓越しにお庭を
- お隣のホワイエ
- メニュー
- アフタヌーンティーセット(スコーン、サンドウィッチ、セイボリー、スイーツ)
- 予約したタイミングとお値段
室内の様子とレストランスタッフの対応
ステキすぎるロビーラウンジで待っていると、女性が現れ、アフタヌーンティーのお部屋(小さめのバンケットルーム)に案内してくれました。
お部屋に入ると、好きな席にお座りくださいとのことだったので、窓際のお庭と室内が良く見えるテーブルにしました。先ほどロビーで対応してくださった女性も、こちらのテーブルに案内してくれた女性やティーをサーブしてくれた方など、こちらのマナーハウスのスタッフの方々はみなホスピタリティに溢れ、大変感じの良い方ばかりでした。格別な存在感と貴族(?)を最初に目撃した私たちはかなりドキドキしていましたが、冷たい対応されることも一切なく、さすがは五つ星ホテルと感心しました。

お部屋はテーマカラーのバイオレットを基調に、イエローや、ミラーやライトにはゴールドがあしらわれています。奥には立派な暖炉が。お部屋の広さはそれほど大きくなくちょうど良い広さ。おおよそですが、100平米ぐらいでしょうか。天井が非常に高く、席と席の間のスペースがたっぷりとられており、とても優雅な空間でした。

上記の写真のとおり窓越しにお庭が眺められました。窓際にはグレーのベルベットの長椅子が設置されています。立食パーティーなどをする場合に座ったりするための椅子なのかな、と思いながら眺めていました。
お隣のホワイエ
お部屋に入る前に通ったお隣のホワイエがまたステキ過ぎてノックアウトされました。バイオレットカラーで統一された空間にはソファが2客とチェスが置いてありました。絨毯と相まって重厚だけれど重すぎず、高級感はあるけれど豪華すぎず気品があって、全てが絶妙なバランスでした。このスペース一つとっても絵になる光景でした。きっと宿泊者の方が寛ぐためのスペースの一部なのでしょう。

メニュー

メニュー表の表紙にはザ マナーハウスのブランドの刻印があります。
以下のメニュー表写真にありますが、お茶の種類はオーソドックスなものでそれほど種類が多いわけではありませんが、ハーブティー、フラワーティーもあり、私たちには十分な種類でした。またこちらのレストランのポットは非常に大きく、「もともと自分で注ぐようにできていない(使用人の方々が注ぐためのもの)」であることを実感しました。マナー的な面でも自分で注ぐのはNGなのかもしれませんが、つい注ごうとして、腕がプルプルしてしまいました笑。

我らがGreen Teaが、完全にしっ民権を得ているのね、と思って良くみてみたら、Green Teaにはジャスミン、モロッカンミント、ルイボスなどの記載がありました。
私たちはオーソドックスに、ダージリン、アールグレイ、そしてレモンパンチというハーブティーをオーダーしました。いずれも飲みやすく美味しかったです。
アフタヌーンティーセット

お茶をある程度頂いた後に、スコーン、サンドウィッチ、スイーツとセイボリーのセットがサーブされてきました。
まずは最下段の温かいスコーンから頂きましたが、さすが本場だけあってスコーンが美味しい。そしてクロテッドクリームがまるでトルコアイスのようにのびるタイプでこちらも美味しくいただきました。
サンドウィッチはごく普通のお味でした。
スコーンとサンドウィッチを頂いた段階で既にお腹がいっぱいになっていたので最上段のスイーツのうち、写真の向かって左のクリームが乗っているケーキのみ頂きましたが、甘さ控えめで美味しくいただきました。
残りのスイーツは持ち帰り用のBoxに入れてくれたので、持ち帰りその日の夜と朝に頂きましたが、写真右手に見えるレモンパイも濃いピンク色のブルーベリーのお味のスイーツも、素材の味がしっかりして甘さも控えめで美味しくいただきました。

予約したタイミングとお値段
こちらのザ マナーハウスも20年越しぐらい(笑)で憧れていたので、今回の旅行でのマストリストに入れていたため、予約は5か月以上前に入れていました。そこまで前である必要はないかも知れませんが、イベントなどと重なる可能性もあるので、可能な限り早めの予約をおススメします。なお、予約時に1名分がクレジットカードにチャージされます。
お値段はサービス料込で一人あたり約12,000円程度でした。日本ではもっとリーズナブルに頂けるアフタヌーンティーはたくさんあると思いますが、本当の貴族の元お屋敷で本物に囲まれながら頂くこの体験は唯一無二のものでした。本当に行って良かったので、アフタヌーンやヌン活好き、本場のアフタヌーンティーを体験したい、という方は、コッツウォルズ方面に行かれた際には行かれることをおススメします。
ちなみに、車以外で行く場合は、最寄り駅はChipphenhamというところで、そこからタクシーを事前予約して行くのが良いようです。
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マナーハウス でランチ
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コッツウォルズ カッスルクーム ザ マナーハウス 1/4
コッツウォルズ カッスルクーム ザ マナーハウス 2/4
コッツウォルズ カッスルクーム ザ マナーハウス 3/4
コッツウォルズ カッスルクーム ザ マナーハウス 4/4