プチ贅沢をお得に楽しみたい、、、それなりにお値段はするけれども、建築・建物デザイン、雰囲気やお味、サービスを考えるとコスパが良いもしくは妥当で、結果としてお得と思える都内や横浜などのレストランやカフェをご紹介しています。忖度なしにご紹介しておりますので実際に行ってどうだったのかのリアルをチェックしたい場合などにご参照頂けると幸いです。
周囲とは一線を画したただならぬ雰囲気を漂わせた、目黒区にある「八雲茶寮」。銀座で和モダンな内装で圧倒的な存在感を放つ和菓子の「HIGASHIYA」と同じオーナーがデザインした、おしゃれ過ぎる
和モダン空間で朝茶を頂いてまいりました。

入り口に揺れるのれん。この奥には別世界が拡がります。
- 別世界への入り口
- 当日のメニュー
- オリジナルの設え
- 実際に頂いたもの
別世界への入り口

入り口の門扉がただならぬ雰囲気を漂わせています。
以前、何かをきっかけにその存在を知った「八雲茶寮」。高級住宅街の八雲にひっそりとたたずむその一軒家で朝茶を頂けるとのことで、友人と二人でお邪魔してきました。伺ってはじめて知ったのですが、銀座にステキな店舗を堂々と構える和菓子のお店、「HIGASHIYA」と同じオーナー兼デザイナーの方のお店だそうです。
予約は行く1か月ほど前に電話で入れました。人気なのと席数がとても限られているので1か月前には予約が必要のようです。
ランチや夜ごはんも頂けるようですが、私にはあまりにも高額で敷居が高すぎるので朝茶にしました。
当日のメニュー

4月某日の当日の朝茶メニュー。「ひと口」では上品な甘酒が供され、「季節のお茶」では桜の葉の入ったお茶を頂きました。特に桜の葉のお茶は絶品でした。
オリジナルデザインの茶釜などと凛とした設え

茶釜やひしゃくなど、全てオリジナルデザインとのこと。和モダンでステキです。
実際に頂いたお茶やお料理

この日の季節のお茶には、桜の葉が。実際に飲んでも上品な桜の香りがしっかりとして、なかなか他では味わうことのできない、たいへん美味しいお茶でした。

席から窓越しに見たお庭。まるで外が直に見えているかのように、磨かれていたガラス窓。手間がかかっているのが良くわかります。

優しいお味の甘酒。

向かって左から卵焼き、めざし、梅干し、昆布の佃煮。特に、黄身の味が濃く卵焼きが驚きのおいしさでした。最初に五分がゆが供され、その後七分がゆが供されました。良く食べる私でも最後はお腹いっぱいになりました。

お豆腐の赤だしおみそ汁。そして、食事の途中に出されたほうじ茶の美味しかったこと!

最後のお茶菓子として選んだ、そら豆の生菓子。もう一種類の練り切りと迷ったうえこちらをセレクト。お薄と一緒に供されました。

とても素敵な空間、佇まい。

お手洗いの前に飾られていた吊り下げ型のお花。
朝9時オープン、9時15分一斉スタートということで、友人と目黒駅に8時過ぎに待ち合わせ、そこからバスで20分ほど揺られて八雲まで。バス停からは徒歩3分程度のところにありました。
9時にオープンし、待ち合いで待ってると隣の部屋に通され、9時15分に他のグループ(席数の関係か、私たちのほかには3組のみでした)一斉スタートです。
サービス料、税金込みで約4800円。その価値は十分にある朝茶でした。違う季節にぜひまた行きたいと思わせてくれるお店でした。