ロンドンとコッツウォルズ マナーハウスと本場のアフタヌーンティーを楽しむプチ贅沢旅ー旅行の準備篇②ETA申請 詐欺サイトにご注意を!

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2025年6月上旬、50代女性2人でコッツウォルズとロンドンンに個人旅行で行ってきます。2025年6月上旬、50代女性2人でコッツウォルズとロンドンに個人旅行で行ってきました。本場のアフタヌーンティーやマナーハウス宿泊をメリハリをつけていかにお得に楽しんだか、お得情報などを含めリアル体験数回にわけてお届けします。

渡英に2025年から必須となったビザ(ETA)申請。申請にあたり、検索で上位表示されたサイトにアクセスし、申請処理をしました。が、それは詐欺サイトで、結果、警察へ被害届提出、外務省への連絡などの対応をしたので、その実録を中心にお伝えします。皆さんもくれぐれもご注意ください!

  • ETA申請:詐欺サイトに要注意!
  • 感じた違和感は重視すべきだった
  • なぜ詐欺と気づいたか
  • 詐欺と気づいた後のアクション
ビザ申請詐欺に注意!詐欺に合い、警察に届け出、外務省に連絡、お金を取り戻すまでの実録

ググって上位表示されたサイトにアクセス
2025年から渡英に必須となったビザ(ETA)申請を行うべく、ETA申請とググり、上位表示されたサイトにアクセスしました。結論、詐欺サイトだったのですが、とても巧妙だったので、イギリスに限らずVISA申請詐欺サイトに皆さんにもぜひともご注意くださいませ!

感じた違和感は重要視すべきだった
ググって上位表示されたウェブサイトをクリックすると、必要事項の入力ページが現れました。パスポート番号、住所、氏名、電話番号を入力後、「申請費用」の引き落としのためのクレジットカード番号の入力ページに進み、全て入力しました。今振り返ると、最初にページを開いた際に、ロゴに違和感を覚えました。こうした”違和感”といった本能的な感覚というのは重要視すべきなんだな、と勉強になりました。

申請完了後。。。
申請完了(と思い込んでいた)の約5分後に、「申請に必要な内容をすべてご入力いただきありがとうございます。申請内容の確認後、処理を進めるにあたって必要な文書が不足しているか、政府要件を満たしていないことが判明しました。以下に記載された文書一覧の新しいスキャン済み画像を添付して本Eメールにご返信ください。」との返信が。それを受けて、すぐにスキャンしたパスポートとは異なる自分の顔写真を再送しました。すると今度は以下のようなメッセージが。
「申請の処理時間は、必要な書類を受け取ってから1日になります。ただし、一部の申請は処理に最大2日かかる場合があります。プライオリティ・サービスを利用すると、審査結果が最短で受け取れます。結果は保証期間内にEメールでお送りします。」

その後1週間以上経過。。。
この期に及んでも詐欺とは気づかず、1週間以上経過し、ETAの件について返信がないことに気づき、メールをしました。すると、もっともらしく以下のような返信が。「既に返信していることが確認されました。メールの受信トレイおよび迷惑メールフォルダをご覧いただき、メールを受信されているかどうかをご確認ください。申請の処理時間は、必要な書類を受け取ってから1日になります。ただし、一部の申請は処理に最大2日かかる場合があります。」このように、最もらしい文言をすっかり信じ込んでいました。後から振り返ると、詐欺チームは、こうした文言を送り、クレジットカードを止めたりまでの時間稼ぎをしていたのでしょう。

なぜ詐欺と気づいたか
その後、たまたまイギリスに関するインスタを見ていたら、ETAについて紹介しているコンテンツが表示されました。そこには、「ETA申請には10ポンドかかります」との記載が。ですが、私がクレジットカードで決済した金額は約15,000円だったので、そこで、「もしや!」と疑い、急いで英国大使館のオフィシャルサイトを確認し、それではじめて自分が詐欺にひっかかったことに気づいたのです。最初に詐欺サイトにアクセスしてから約3週間経過していました。
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クレジットカードを止め、同時にカード会社に引き落としストップの連絡
その後、即クレジットカードをストップしました。三井住友NLカードなのですが、スマホですぐにストップできたのでその点は安心でした。一方で、「いついつに支払ったXX円は詐欺であることが判明したので支払いをストップしてほしい」旨を同時に問い合わせ宛にメール連絡したものの、それに対する返信には4,5日要し、その間はとても不安でした。

警察に被害届を提出
クレジットカードをとめ、上記連絡を終えると、たまたま日曜日だったのと近所に大きな警察署があるので被害届を提出しに行きました。窓口で来所の目的を聞かれ概要を話すと、刑事さん2名が別室に通してくださいました。そこで実際の詐欺サイトを見せながら被害状況を説明し、対応に当たった方が証拠写真を撮影しつつ、メモを取られていました。「おそらく被害金額はカード会社が保険でカバーしてくれるはず。パスポートの取り直しが必要かどうかは自治体のパスポートセンターに聞いてください。事件番号を今日中に連絡するのでカード会社やパスポートセンターに聞かれた場合はその番号を伝えてください」とのことでした。実はパスポートは3か月程前に新たに取得したばかりだったので、「また取得しなおさないとダメか。。。」と落ち込んでいました。

パスポートセンターと外務省窓口に電話
翌日、東京都のパスポートセンターに事情を説明したところ、「パスポート自体の写真やパスポート番号を伝えたところで悪用される(できる)可能性は極めて低い。なので、パスポートの再発行は不要」との意外な答えでした。「全く心配ないのでしょうか?」と更問すると、もし心配であれば外務省のパスポート発行に関する部署の番号をお教えするのでそちらにご連絡ください」とのことでした。そこで教えられた外務省の担当部門に電話確認したところ、同じ返答(再発行の必要なし)でした。

この一件でのラーニング
自分は騙されまい、と思っていたのが本当に大アマでした。これって詐欺にあった人みなが言いますよね汗。億劫がらずに、こうした情報は、オフィシャルサイトを必ず確認すること、更に、URLの文字の並びも確認し、自分が感じた違和感も重要視すること。自戒の念も込めつつ、サイトも巧妙化しているので、皆さんもお気をつけてください!
ちなみに、クレジットカードでチャージされた金額は無事戻ってきましたが、もう少し気づくのが遅ければ難しかったかもしれません。

私ほどおまぬけな人はそういないかもしれませんが、巧妙化しているので皆さんもぜひともお気をつけください!

ロンドン、コッツウォルズ旅行 50代女性 自由旅ー旅行の準備篇③ー購入したスーツケース、バッグ、リュック、スマホショルダーへ

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