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【バリ島】アヤナ ヴィラズ宿泊記|50代夫婦の1週間・プライベートプール付きヴィラのリアル

プライベートプールに張り出したバレと海 バリ島旅行

※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。実際に訪れて良かったお店・使って良かったサービスのみをご紹介しています。

※この記事に記載の価格は2026年9月時点のものです。変更されることがあるので、ご予約前に公式サイトでご確認ください。

バリ島には、これまで何度か行っています。アヤナのホテル棟のほか、ほかの高級ホテルに2か所、フォーシーズンズのヴィラ、ブルガリのヴィラ。

バリ島以外でも、ハワイ島のフォーシーズンズ、マウイ島のハナに泊まったことがあります。

そのうえで、アヤナ ヴィラズが、断トツでおすすめです。

2026年9月、50代の夫婦2人で1週間滞在しました。良かったところも、がっかりしたところも、金額も、そのまま書いていきます。

バレとパラソル、ブーゲンビリア
アヤナ ヴィラズのプライベートプール。9月13日、快晴の昼
  1. この記事でわかること
  2. アヤナ ヴィラズを選んだ理由
    1. バリとハワイで高級ヴィラに泊まってきて、ここが「総合優勝」です
      1. ① 敷地内で完結する ── 外に出る必要が一切ない
      2. ② ヴィラエリアのサービスとホスピタリティ
      3. ③ 食事のレベルが、どこも高い
      4. 迷った理由があるとすれば、値段だけでした
  3. 部屋 ── プライベートプール付きヴィラ
    1. 予約はオーシャンビューヴィラ、実際はクリフヴィラでした
  4. ヴィラ宿泊者だけの特典 ── ここが一番の違いでした
    1. 24時間のバトラーサービス
    2. アプリでバギーを呼べる ── これが一番助かりました
    3. リバープールが、10時以降はヴィラ宿泊者専用になります
    4. ミニバーが滞在中1回フリー
    5. ウェルカムフルーツとバリの伝統菓子
    6. レストラン1回+バーで1ドリンクが付いてきます
    7. ロックバーの優先予約とDJエリアの席
  5. 滞在して驚いたこと
    1. プールの清掃は、頼まなくてもやってくれます
    2. 猿の親子が来ました ── カゴバッグを開けられました
    3. スタッフのホスピタリティが、とにかく高い
  6. リゾート内の移動 ── 敷地が広いです
  7. 食事
    1. 朝食は DAVA 一択でした
    2. そのほかの食事
      1. 帰国の日は、DAVA でシーフードを
      2. リゾートの外には、一歩も出ませんでした
  8. ロックバー
  9. タラソテラピープール ── 正直に書くと、がっかりしました
  10. スパは、今回は行きませんでした
  11. 次回やりたいこと ── 朝6時30分のヨガ
  12. 番外編:ひとりで過ごした午後 ── Orchid Lounge のオリジナルブレンド体験
    1. 16時ごろに行ったら、ほぼ貸切でした
    2. 自分でブレンドを組み立てるお茶の体験
    3. 支払いは2,000円弱でした
  13. 1週間のスケジュール(実際に過ごしたペース)
    1. 朝は、早起きして敷地内を歩きました
    2. 日中と夕方
    3. 夕方 ── 夕陽を見て、バギーで夕食へ
  14. 予算 ── 夫婦2人・1週間
  15. 行く前に知っておきたかったこと
    1. ビザと観光税 ── 出発前に2つ、手続きが必要です
      1. ① 観光ビザ(e-VOA)── IDR 500,000
      2. ② バリ島の外国人観光税 ── IDR 150,000
      3. ③ 到着カード(Arrival Card)も必要です
      4. ④ eSIM も出発前に用意しておくと安心です
    2. 水筒(プラスチックボトル)を持っていけばよかった
    3. トートバッグを1つ ── チェックアウト日に効きます
      1. チェックアウト後もプールに入れます
    4. お土産は空港で買えばいい ── 街に出る時間のほうが高くつきます
    5. ヨガができる服装
  16. まとめ
    1. むしろ「コスパが良い」と言えると思います

この記事でわかること

  • アヤナ ヴィラズの部屋とプールの実際
  • 1週間の過ごし方(無理のないペース)
  • 食事・スパ・ロックバーの使い方
  • 夫婦2人での予算感
  • 行く前に知っておきたかったこと

アヤナ ヴィラズを選んだ理由

バリとハワイで高級ヴィラに泊まってきて、ここが「総合優勝」です

冒頭にも書きましたが、私たちがバリ島で泊まったことがあるのは次のとおりです。

  • アヤナ(ホテル棟)
  • そのほかの高級ホテル 2か所
  • フォーシーズンズのヴィラ
  • ブルガリのヴィラ

バリ島以外では、こちらにも泊まっています。

  • ハワイ島のフォーシーズンズ(ホテル棟)
  • マウイ島のハナ

どれも素晴らしい宿でした。それぞれに良さがあって、優劣をつけられるものではないとも思います。

そのうえで、総合的に見て ── 今のところ、バリ島のアヤナ ヴィラズが「総合優勝」です。理由は3つあります。

① 敷地内で完結する ── 外に出る必要が一切ない

レストラン、バー、フィットネス、その他の施設がとにかく充実しています。ホテルで全てが完結してしまうため、外の猥雑な街の景色に触れることもなく、非現実感の中に浸っていられます。

敷地内にはレストラン・カフェ・バーあわせて約30か所(公式サイトより)もあり、約1週間滞在しても全てには到底行ききれませんでした。

② ヴィラエリアのサービスとホスピタリティ

とくにヴィラエリアのサービス、ホスピタリティが素晴らしいです。バトラー、清掃、バギーの運転手、プールのスタッフ ── 日本と共通したおもてなしの気持ちが宿っているようで、誰に接しても気持ちがいい。この点は、ほかの高級ヴィラと比べてもはっきり違いを感じました。

ヴィラ専用のレセプション。茅葺きの大屋根と水盤
ヴィラ専用のレセプション。チェックインもチェックアウトもここで

③ 食事のレベルが、どこも高い

朝食とディナーで行ったDAVAも、特典で行ったKarang、Rock Bar, Luna Bar、Orchid Loungeも。行ったところがどこも外れませんでした。リゾート内のレストランは「立地の割に」と留保がつくことが少なくないのですが、アヤナにはそれがないと感じました。

この3つが揃っているので、「滞在そのものが目的」の旅に向いていると思いました。観光に出かけるための拠点ではなく、ここにいること自体が旅の中身になる ── そういう宿です。

迷った理由があるとすれば、値段だけでした

率直に言うと、予約の前に迷った点は値段だけです。それ以外に引っかかるところはありませんでした。

その値段に見合うかどうか ── 1週間泊まってみた結論は、この記事の最後に書いています。

  • 旅行会社のパッケージで予約しました。エコノミーの往復航空券とヴィラ滞在がセットで、1人62万円(夫婦2人で124万円・朝食込み)。個別に手配するより手間がなく、結果的にこの形で正解でした

往復はガルーダ・インドネシア航空のエコノミークラスでした。座席のリクライニングがほとんど倒れず、そこでとても助けられたのが、コンパクトにたためるネックピローです。

もうひとつ、機内は非常に寒く、たたんで持ち運べる軽いダウンコートとカシミアのマフラーもとても役に立ちました。マフラーは「カシミアタッチ」ではなく、カシミア100%のものが本当に暖かいです。

部屋 ── プライベートプール付きヴィラ

予約はオーシャンビューヴィラ、実際はクリフヴィラでした

私たちが予約していたのはオーシャンビューヴィラです。ところが到着してみると、クリフヴィラにアップグレードされていました。

ヴィラ棟とサンラウンジャー、プライベートプール
クリフヴィラ。ヴィラ棟の前にプールとサンラウンジャー

実はオーシャンビューヴィラには以前に泊まったことがあります。だから「だいたいこんな感じだろう」と思って行ったのですが ── クリフヴィラはさらに圧巻で、正直びっくりしました。

部屋もバスルームもプールも、全体的に広めです。同じ「ヴィラ」でもここまで違うのか、というのが率直な感想でした。

アップグレードは約束されるものではありませんが、クリフヴィラという選択肢があること自体は知っておく価値があります。最初から広さを求めるなら、こちらを指定して予約するのもありだと思います。

敷地はおよそ400平米以上。そこにプライベートプールと建物が収まっています。

  • 水温は、午前中は冷たく感じます。ほかのプールと同じで、私は午後に入るようにしていました
  • 清掃が行き届いています。プールに落ちた葉なども清掃スタッフがメンテナンスしてくれるので、常にきれいな状態でした。
  • シャンプー・コンディショナー・ボディソープは備え付けです。とても香りの良い、スパでも使われているシリーズでした。
  • ただし、泡立つボディブラシ、洗顔料、洗顔用の泡立てメッシュは持参をおすすめします。これらは置いていません
  • オーシャンビューで、インド洋が見えます。部屋から、プールサイドから、ずっと海があります
  • 持ち歩く水に困りました(ペットボトルの販売がありません。詳しくは後述します)
  • チェックアウト後に荷物を入れるバッグがありません(こちらも後述します)

ヴィラ宿泊者だけの特典 ── ここが一番の違いでした

同じアヤナでも、リゾート棟ではなくヴィラを選ぶと付いてくるものがあります。滞在してみて、料金差のほとんどはここにあったと感じました。

24時間のバトラーサービス

ヴィラ滞在中は24時間対応のバトラーが付きます。レストランの予約も、何か必要になったときも、まずバトラーに専用アプリで連絡すると(日本語でも打ち込める)、速やかに気持ちの良いレスポンスがありました。

このサービスの価値がわかった出来事があります。

滞在中、私のサンダルの紐が切れてしまいました。古いもので、この旅で処分するつもりだったのですが、まだ日程が残っていて本当に困りました。

だめもとでバトラーに連絡したところ、しばらくしてスーパーボンドを持ったテクニカルスタッフの方が来て、その場で直してくれました。

「バトラーサービス」と聞くと、レストランの予約や荷物運びを想像するかもしれませんが、こういう予定外の困りごとに、すぐ人が動いてくれることには本当に助かりました。

アプリでバギーを呼べる ── これが一番助かりました

アプリからバギー(カート)を呼べます。しかも敷地内ならどこへでも送ってもらえる。朝食のDAVAへ、プールへ、ロックバーへ、部屋へ帰るとき ── 全部これで移動しました。

リゾート内を移動するバギー
リゾート内を移動するバギー

アヤナは敷地がとにかく広いので、これが使えるかどうかで一日の疲れ方がまったく違います。50代の旅としては、ここが決定的でした。

リバープールが、10時以降はヴィラ宿泊者専用になります

アヤナで一番人気のリバープール。実はここ、時間で使える人が変わります。

  • 6:30〜10:00 … ヴィラ以外の宿泊客も利用できる
  • 10:00以降 … ヴィラ宿泊者専用

つまり日中は、あの人気のプールがほとんど貸切状態になります。人が少なく、とても静かで、写真で見る「混み合ったリバープール」とはまったく別の場所でした。ここを贅沢に使えるだけでも、ヴィラを選んだ価値がありました。

岩に囲まれたリバープール
リバープール(9月14日 15時ごろ)

ミニバーが滞在中1回フリー

冷蔵庫のミニバーに入っているものが、滞在中に1回、無料で飲めます。中身を空にしてもその回は無料という扱いでした。

ウェルカムフルーツとバリの伝統菓子

部屋に入るとテーブルにウェルカムフルーツと、バリの伝統的なスイーツが用意されていました。到着した日の、最初のひと息がここでした。

到着時のウェルカムフルーツとバリの伝統菓子
部屋のテーブルに用意されていたウェルカムフルーツとバリの伝統菓子

レストラン1回+バーで1ドリンクが付いてきます

これも忘れてはいけない特典でした。

  • レストランでのランチ、またはディナーを1回
  • バーで1人1ドリンクずつ

どちらも候補のレストランの中から選ぶ形で、メニューもあらかじめ決まっています。完全に自由というわけではありませんが、それで十分に楽しめました。

ひとつ注意点として、飲み物は別会計です。特典に含まれるのは料理のぶんだけなので、そこは見込んでおいてください。

私たちが選んだのはこの2つです。

  • レストラン(ディナー)… Segara の Karang ── インドネシア料理
  • バー … Segara の Luna Bar

どちらも大正解でした。Karang は何を食べても美味しく、Luna Bar も含めて雰囲気が抜群。決められたメニューだからと身構える必要はまったくありませんでした。

Karang での支払いは、飲み物代の2人で約6,000円のみ。料理は特典のぶんで賄えました。

ちなみに Luna Bar では、特典の1ドリンクだけでは足りず、軽食と追加のドリンクを頼んで2人で約8,000円でした。結局そのまま夕食になっています。特典はあくまで「きっかけ」で、気に入ればそのまま滞在してしまうような場所でした。

迷っている方には、この2つをそのままおすすめします。

ロックバーの優先予約とDJエリアの席

ヴィラ宿泊者にはロックバーの優先予約と、一番人気のDJエリアに座る権利が付きます。当日並ぶ必要がありません。詳しくはロックバーの記事に書きました。

滞在して驚いたこと

プールの清掃は、頼まなくてもやってくれます

細かいことですが、印象に残っています。プライベートプールに落ちた葉などを、こちらが何も言わなくても清掃スタッフが片付けてくれます。おかげで滞在中ずっときれいな状態でした。

以前泊まったブルガリのヴィラでは、頼まないとプールの清掃はしてもらえませんでした。同じ「プール付きヴィラ」でも運用は違います。毎日勝手に整えてくれるのは、思っていた以上に快適でした。

猿の親子が来ました ── カゴバッグを開けられました

これは本当にびっくりしました。

ヴィラの敷地内にある木に何かしらの実がなっていたようで、それを食べに猿の親子が1度やって来ました。

しかもかなり人慣れしています。置いてあったカゴバッグを自分で開けて、中をチェックしていました。驚きましたが、同時に「これは気をつけないといけない」と思った出来事でもあります。

屋外に食べ物やバッグを置いたままにしないこと。これは意外と重要だと思います。

スタッフのホスピタリティが、とにかく高い

最後にこれを書いておきたいです。

清掃の方、アイスキューブを持ってきてくれる方、バギーを運転してくれる方、DAVAの朝食のスタッフ、リバープールのスタッフ ── 接したスタッフが、ひとり残らず感じが良かったのです。

一部のスタッフが素晴らしい、という話ではありません。どの持ち場の、どの人もそうでした。これは仕組みとして作られているものだと思います。

リゾート内の移動 ── 敷地が広いです

  • Segara まで約15分、いちばん遠い RIMBA まで20〜30分ほどです(徒歩)
  • ヴィラ宿泊者は専用アプリからバギーを呼べます(上記参照)。予約は不要で、呼べば来てくれる形でした
  • ヴィラから各施設までは、すべて歩けます。しかも気持ちのよい道なので、歩くこと自体が楽しい。私たちは毎朝、これを散歩として歩いていました
  • ただし暑い時間帯や、食事のあとはバギーが快適です。「行きは歩き、帰りはバギー」の使い分けがおすすめです

食事

朝食は DAVA 一択でした

ヴィラに滞在するなら、朝食はDAVAが断然おすすめです。私たちは1週間、毎朝ここでした。

DAVAのテラス席から見る海
DAVAのテラス席から

オーダー式のビュッフェで、注文すると席まで運ばれてきます。よくできているのは1ポーションが小さめなこと。少しずつ、いろんな種類を楽しめました。そして何より、すべて出来立てが運ばれてくる。保温された料理を自分で取りに行く普通のビュッフェとは、味がまったく違いました。また、スタッフ以外で歩き回る人もいないので、ゆったりと静かに絶品朝食をいただくことができました。

毎日オーダーしていたもの

  • DAVA Signature のステーキ ── 朝からステーキ、と思いましたが結局毎日頼みました
  • ナシウドゥ(Nasi Uduk) ── インドネシア風の牛丼。カレー風味で絶品です
  • クリスピートルティーヤ
  • フルーツの盛り合わせ
  • マンゴージュース・パイナップルジュース

率直に書くと、当たり外れはあります

  • ジャパニーズ ── サーモンの塩焼きが美味しかったです
  • チャイニーズとコリアン ── いまいちでした。ここは無理に頼まなくていいと思います

朝食は宿泊料金に含まれています。ヴィラの予約に最初から付いてくるので、毎朝ここに来るだけ。1週間毎朝通っても追加料金はかかりませんでした。

DAVAの朝食のテーブル
朝食のテーブル

朝食の予約はできません。そのぶん、行く時間で混み方が大きく変わります。

  • 7:00(オープン直後)… 空いていました
  • 8:00〜10:30 … 基本的にずっと混んでいました
  • ラストオーダー 10:30 / クローズ 11:00

時期にもよると思いますが、混雑時間に行くと、窓際の席はまず埋まっていました。私たちも希望の席に座れないことが何度かありました。

繁忙期に景色のいい席で朝食を食べたいなら、7時台に行くのがベストのようです。早起きして散歩に出る流れにすれば、自然とこの時間に朝食にたどり着けると思います。

そのほかの食事

特典で行った Karang(Segara・インドネシア料理)については前の章に書きました。ここではそれ以外を。

帰国の日は、DAVA でシーフードを

滞在の最終日、自分たちで選んで行ったのが DAVA でした。朝食で1週間通った店ですが、ディナーの時間帯に来たのは初めてです。シーフードを中心に頼んで、とても美味しかった。

ここも朝食と同じで、1ポーションは他の店に比べてかなり小さめです。ただクオリティが高いので、量が少なくても満足感があります。いろいろな種類を少しずつ試したい人には、むしろこのサイズのほうが合うと思います。

朝食で「ここは美味しい」と思っていたなら、滞在中に一度は食事の時間にも来てみる価値があります。

  • この日の支払いは、2人で約25,000円でした(シーフード中心のディナー)

リゾートの外には、一歩も出ませんでした

ジンバランのシーフードにも、ウブドにも行っていません。最初から決めていた通り食事はすべてホテル内で完結させました。

一歩外に出てしまうと、現実に引き戻されてしまう。せっかくリゾートという別世界に来たのだから、そこに浸り続けるために、外には出ない。リゾート内ですべてを完結させる ── そう決めて過ごした1週間でした。

アヤナはそれが実際にできてしまうリゾートです。レストランもバーもプールもフィットネスも揃っているので、1週間いても飽きませんでした。

ロックバー

ロックバーについては別記事で詳しくまとめています(予約の取り方、ヴィラ宿泊者の優先レーン、支払った金額、服装まで)。ここでは滞在の流れの中でどう組み込んだかだけ書きます。

  • 到着から3日後に行きました。着いてすぐではなく、リゾートに慣れてから行くくらいがちょうどよかったです
  • ヴィラ宿泊者の優先予約を使いました。座ったのはヴィラ宿泊者専用のラウンドデッキです

タラソテラピープール ── 正直に書くと、がっかりしました

この記事でいちばん書きにくいところですが、正直に書きます。

タラソテラピープールへのアプローチ。花びらの水盤
タラソテラピープールへのアプローチ。花びらの水盤が並びます

アヤナといえばタラソテラピープールです。私は10年ほど前に一度来ています。そのときの絶景と静寂さ、そして清潔さに本当に感激したので、今回は楽しみにして2時間コースを予約しました。

結論から言うと、がっかりしました。

  • プールのロッカーにエレガントさが感じられない
  • 外国人客が騒がしい
  • とにかく人数が多い

以前に感じた清潔さもホスピタリティも、今回は感じられませんでした。10年前と同じ場所とは思えないほどで、静けさを求めて行っただけに落差が大きかったです。

私はもう行きません。

アヤナのほかの部分がこれだけ良かったぶん、ここだけは正直にお伝えしておきます。「タラソテラピープール目当てで泊まる」のであれば、期待値は下げて行ったほうがいいと思います。静けさを求めるなら、10時以降ヴィラ宿泊者専用になるリバープールのほうが、今は圧倒的に快適です。

ちなみに料金は2時間で5,000円弱でした。金額そのものが高いとは思いません。ただ、Orchid Lounge のお茶とスイーツが2,000円弱だったことを思うと、満足度あたりの金額としては割に合わなかったというのが正直なところです。

スパは、今回は行きませんでした

アヤナにはスパもありますが、今回は利用していません。行っていないものを良し悪し書くことはできないので、ここは正直に空けておきます。

次回はスパに行ってみるつもりです。

次回やりたいこと ── 朝6時30分のヨガ

滞在中に見つけて、「次はこれをやろう」と決めたことがあります。

朝の散歩をしていたときに遭遇したのですが、海の絶景を望める芝生の上で、6時30分からグループでヨガをやっていました。

これがとても気持ちよさそうで。朝のアヤナは空気がやわらかく、人も少ない時間帯です。あの場所であのヨガができるなら、一日の始まり方がまるごと変わると思います。

今回は服装の準備をしていなかったので参加できませんでした。次回はヨガ用のウェアを持っていって、必ず参加するつもりです。

ひとつ注意点として、朝ヨガは事前予約が必要です。思い立って飛び入り参加、というわけにはいきません。参加したい方は、滞在が始まったら早めにバトラーに伝えておくのがよさそうです。

番外編:ひとりで過ごした午後 ── Orchid Lounge のオリジナルブレンド体験

滞在中、夫がフィットネスクラブに行っている時間がありました。その間にひとりで行ってみたのが、ワナエリアにあるOrchid Loungeです。

結果から言うと、この滞在でいちばん印象に残った時間のひとつになりました。

16時ごろに行ったら、ほぼ貸切でした

訪れたのは16時ごろ。ほかにいたのは1組だけで、ほとんど貸切のような状態でした。夕方のこの時間帯は狙い目かもしれません。

Orchid Lounge の入口。蘭と格子の扉
Orchid Lounge の入口。蘭が迎えてくれます

そして中の雰囲気が抜群です。名前のとおり蘭があちこちに飾られていて、緑に囲まれたエレガントなインテリア。ひとりで座っていても居心地が悪くならない、落ち着いた空間でした。

Orchid Lounge の店内。茅葺きの高い天井
茅葺きの高い天井の店内

自分でブレンドを組み立てるお茶の体験

ここでいちばん良かったのが、オリジナルブレンドのお茶を自分で作れる体験です。

  1. ベースを選ぶ ── 緑茶、紅茶など
  2. フレーバーを選ぶ ── ハイビスカスなど
  3. フラワーを選ぶ

この3つを自分の好みで組み合わせます。しかもインストラクターがそばでアドバイスをくれるので、知識がなくても大丈夫。「この組み合わせならこうなる」と教えてもらいながら選べます。

Orchid Lounge のブレンドティー体験。小瓶のトレイとお茶、スイーツ
ブレンド用の小瓶が並んだトレイと、お茶とスイーツ

お茶とスイーツをゆっくり楽しんで、ひとりの午後が終わりました。同行者がそれぞれ好きなことをする時間を持てるのも、長めの滞在のいいところだと思います。

なお、アフタヌーンティーもあるようです。私はお茶とスイーツだけで利用したので実際には頼んでいませんが、この雰囲気の中でのアフタヌーンティーなら、期待していいと思います。

支払いは2,000円弱でした

気になる金額ですが、お茶とスイーツを合わせて2,000円弱でした。

あの雰囲気と、インストラクターが付いてブレンドを一緒に考えてくれるサービスを考えると、かなりリーズナブルだと思います。ロックバーのドリンクが1杯1,300円ほどだったことを思えば、体験の中身に対しての価格は破格と言っていいかもしれません。

「リゾート内のラウンジは高いのでは」と身構えていたので、いい意味で裏切られました。

アフタヌーンティーを頼む場合は予約が必要です。ただしお茶とデザートだけなら、そしてアフタヌーンティーが終わったあとの16時ごろなら、予約なしで余裕で座れました。

「予約が要るなら今回はやめておこう」と思わないでください。16時を狙えば、ふらりと行けます。

1週間のスケジュール(実際に過ごしたペース)

朝は、早起きして敷地内を歩きました

滞在中、私たちの一日は早朝の散歩から始まりました。日が高くなる前のアヤナは空気がやわらかく、まだ人もほとんどいません。

歩いたルートがとても気持ちよかったので、順番に書いておきます。

  1. ヴィラを出て、ロックバーの近くまで坂を下っていく
  2. そこから階段を上る
  3. アヤナのロビーを経由して、Segara へ
  4. 遊歩道から緑の中を抜けて、RIMBA まで

下って、上って、ロビーを抜けて、また緑に入る。景色が次々に変わるので、同じ道を歩いている感じがまったくしません。ブーゲンビリアとプルメリアが咲いていて、朝の光が入ってくる時間帯がとくにきれいでした。

そして終点のRIMBA のロビーまで歩いたら、アプリでバギーを呼んで迎えに来てもらい、そのままヴィラに戻る。これを毎朝の日課にしていました。

「行きは歩いて、帰りは迎えに来てもらう」。この組み合わせが、50代の私たちにはちょうどよかったです。帰り道の心配をしなくていいぶん、行きは気のすむまで歩けます。朝いちばんに体を動かして、そのままDAVAで朝食 ── これが1週間の基本形になりました。

日中と夕方

朝食のあとは、基本的に何も予定を入れていません。

部屋はオーシャンビューです。インド洋を見ながら、以前から集中して読みたかった本を数冊持参して、ずっと読書をしていました。暑くなってきたらプールに入る。涼んだらまた本に戻る。この繰り返しです。

ヴィラの庭から見るブーゲンビリアと海
ヴィラの庭から。ブーゲンビリアの向こうにインド洋

日本にいると、まとまった時間で本を読むことがどれだけ難しいか。それをこの1週間で思い知りました。読みたかった本を何冊か持っていくこと ── これが今回いちばん正解だった準備かもしれません。

夕方 ── 夕陽を見て、バギーで夕食へ

夕陽が落ちる時間になったら、敷地内で夕陽がきれいに見える場所へ移動します。アヤナは広いので、日によって場所を変えられるのもいいところでした。

夕陽を見終えたら、バギーに迎えに来てもらって、そのまま夕食のレストランやバーへ。これが毎日の締め方でした。

朝は散歩、昼は読書とプール、夕方は夕陽、夜は食事。1週間、ほぼこのリズムだけで過ごしました。観光には出かけていません。それでまったく物足りなくなかった、というのが正直なところです。

予算 ── 夫婦2人・1週間

  • 航空券+宿泊(パッケージ)… 1人 62万円 / 2人で 124万円 旅行会社経由。エコノミー往復+アヤナ ヴィラズ・朝食込み
  • 上記に朝食(DAVA)が含まれます。1週間毎朝通って追加負担なし
  • DAVA のディナー(最終日・シーフード中心)… 2人で約25,000円
  • Luna Bar(軽食+追加ドリンク)… 2人で約8,000円 ※1ドリンクぶんは特典で無料
  • ロックバー(ドリンク+軽食)… 2人で約7,000円
  • Orchid Lounge(お茶+スイーツ・1人)… 2,000円弱
  • Karang のディナー … 2人で約6,000円 料理は特典(無料)。飲み物は別会計で、この金額はドリンク代です
  • タラソテラピープール(2時間)… 5,000円弱 ※スパは今回利用していません
  • 空港とホテルの往復送迎 … 0円 パッケージツアーに送迎車が付いていたので、上記の62万円に含まれます
  • ビザ(e-VOA)… 1人 IDR 500,000(約4,400円)/2人で約8,800円
  • バリ島観光税 … 1人 IDR 150,000(約1,320円)/2人で約2,640円
  • 合計 … 夫婦2人で約130万円(1人あたり約65万円)

1週間のバリ島、夫婦2人で約130万円。1人あたり約65万円でした。

内訳を見ていただくとわかるのですが、そのうち124万円がパッケージ(航空券+宿泊+朝食+空港送迎)です。現地で使ったのは、ビザと観光税を含めても6万5千円ほど。

リゾートから出ず、朝食が込みで、支払いもすべて部屋付け。「行ってしまえば、あとはほとんどお金を使わない旅」でした。予算が読みやすいというのも、こういう滞在の良いところだと思います。

※タラソテラピープールは1人ぶんとして計算しています。円換算は2026年9月時点のレートによる概算です。

※上記はアフィリエイトリンクです。

行く前に知っておきたかったこと

ビザと観光税 ── 出発前に2つ、手続きが必要です

今回、渡航前にそれぞれ別で支払いが必要だったものが2つあります。パッケージ料金には含まれていません。

  • インドネシアの観光ビザ(e-VOA)… IDR 500,000(1人あたり・約4,400円)
  • バリ島の外国人観光税 … IDR 150,000(1人あたり・約1,320円)

夫婦2人だと合わせて約11,400円です。金額としては大きくありませんが、知らないと出発前に慌てます。

① 観光ビザ(e-VOA)── IDR 500,000

日本のパスポートはビザ免除ではなく、e-VOA(電子到着ビザ)の申請が必要です。申請はインドネシア入国管理局の公式サイトからオンラインでできます。

  • 料金:IDR 500,000(クレジットカード決済の場合、カード会社の手数料が別途かかります)
  • 滞在可能日数:30日間
  • ビザ自体の有効期間:発給から90日(この期間内に入国する必要があります)
  • 1回の申請で最大5人ぶんまとめて手続きできます

公式サイト:evisa.imigrasi.go.id

② バリ島の外国人観光税 ── IDR 150,000

バリ州が外国人旅行者に課している観光税(Tourist Levy)です。ビザとは別に、1人あたり IDR 150,000 を支払います。バリの文化・自然環境の保全に使われる、という趣旨のものです。

公式サイト(Love Bali)からオンラインで支払えます。支払うとQRコードが発行されるので、入国時に提示できるようスマホに保存しておいてください。

公式サイト:lovebali.baliprov.go.id

③ 到着カード(Arrival Card)も必要です

こちらは無料ですが、入国前3日以内に到着カードの提出が必要とされています。上のビザ公式サイトから提出できます。忘れやすいので、ビザと観光税と合わせて3点セットで済ませてしまうのがおすすめです。

※料金は2026年9月時点の公式サイト表示。円換算は同時点のレート(IDR 1 ≒ 0.0088円)による概算です。制度も料金も変わることがあるので、渡航前に必ず公式サイトでご確認ください。

④ eSIM も出発前に用意しておくと安心です

ビザ・観光税・到着カードと同じタイミングで済ませておきたいのがeSIMです。空港に着いてから探すより、出発前にQRコードを受け取っておくほうが確実でした。

アヤナの敷地内はWi-Fiが使えます。それでも、空港からの送迎や、万一の連絡を考えると、現地で使える回線は持っておいたほうが安心です。

バリで使えるeSIMを見る

水筒(プラスチックボトル)を持っていけばよかった

今回いちばん「持ってくればよかった」と思ったのが、水を入れて持ち歩けるプラスチックボトルです。

部屋にはミネラルウォーターが常に用意されています。そこは何も困りません。問題は持ち歩くときです。

アヤナではペットボトルが販売されていません。そのため、朝の散歩やプールに行くときなど、水分を携帯したい場面で本当に困りました。敷地が広く、歩く距離もそれなりにあるので、手ぶらで出ると途中で喉が渇きます。

部屋のミネラルウォーターを移し替えられるマイボトルを1本。軽いもので十分です。これだけで滞在の快適さが変わります。

トートバッグを1つ ── チェックアウト日に効きます

滞在中は、ヴィラ宿泊者に素敵なカゴバッグが貸し出されます。プールへ行くときも散歩のときも、これ1つで足ります。とてもよくできたサービスです。

問題はチェックアウトしたあとです。カゴバッグは部屋のものなので、返してしまうと手元に何もありません。

チェックアウト後もプールに入れます

ここが意外と知られていないところで、チェックアウト日も、リバープールなどのプールは利用できます。フライトが夜なら、最終日もまるまる遊べるということです。

そしてシャワーはフィットネスのシャワーを無料で借りられます。濡れたまま空港へ、ということにはなりません。

つまり最終日は、水着・タオル・着替えを持ち歩くことになります。ここでトートバッグを1つ持ってきていれば、まったく困りませんでした。畳めるエコバッグのようなもので十分です。

「チェックアウト後も1日楽しめる」と知っていれば、最終日の使い方が変わります。トートバッグ1枚の準備で、旅が半日長くなると考えてください。

お土産は空港で買えばいい ── 街に出る時間のほうが高くつきます

リゾートから出ないと決めると、気になるのがお土産です。

結論から言うと、空港で買えます。バリらしいものはひととおり揃っていました。

もちろん空港価格です。街中で買うより、おそらく2〜3倍はすると思います。

それでも私は、空港で買うほうをおすすめします。お土産を買うためだけに、タクシーで敷地外に出て、滞在時間を使う ── トータルで考えると、そちらのほうが高くつくからです。

リゾート地でしか味わえない時間を買っているわけですから。その時間を買い物に充てるくらいなら、差額の数千円を空港で払ったほうがいい。私はそう考えています。

ヨガができる服装

前章に書いたとおり、朝6時30分から芝生でグループヨガをやっています。私は服装の準備がなくて参加できませんでした。動きやすいウェアを1枚入れておくことをおすすめします。

  • 現金は不要でした(詳しくは次の項目に書きます)
  • 滞在中の支払いはすべて部屋付けです。レストランもバーもプールも、サインするだけ。チェックアウト時にクレジットカードでまとめて精算しました
  • その結果、現金は1円も持っていきませんでした。両替もしていません。リゾート内で完結する旅なら、現金は本当に不要です
  • チップは払いませんでした。ホテル内はすべてサービス料が含まれているので、その必要がありません。チップ用の小額紙幣を用意しておくべきか悩みましたが、結果的に不要でした
  • 9月はほぼ晴天でした。朝が曇っていても、そのうち晴れます。1週間で弱いスコールが一度あっただけです
  • 朝晩は少し涼しいことがあるので、羽織ものは持っていったほうがいいです
  • 服装は昼はサマードレス、朝晩はそれに羽織もの。このスタイルで1週間過ごせました

プールで過ごす時間が長いので、日焼け対策は欠かせません。日焼け止めはアネッサのジェル・ミルク・ブラッシュオンパウダーの3つを持っていきました。帽子は日本製(今治)のものです。

まとめ

1週間泊まってみての結論です。

安くはありません。航空券込みのパッケージで1人62万円、夫婦2人で124万円です。ひと晩あたりで考えれば、決して気軽な金額ではないと思います。

それでも ── 価格に見合った、もしくはそれ以上のサービスと体験だと感じました。

広いヴィラとプライベートプール、10時以降は貸切同然になるリバープール、アプリひとつで呼べるバギー、予定外の困りごとにもすぐ動いてくれるバトラー、そしてどの持ち場のスタッフも感じが良いこと。ひとつひとつは小さくても、1週間積み重なると「また来たい」に変わります。

実際、私たちは来年にでもぜひまた訪れたいと思っています。これがいちばん正直な評価です。

むしろ「コスパが良い」と言えると思います

海を眺められるプライベートプール付きの、300平米ほどの敷地。抜群のサービスとホスピタリティ。絶品の朝食をはじめとする付帯サービス。これらを全部ひっくるめて考えると、コスパが良いとさえ言えると思います。

もし同じようなヴィラをハワイやモルディブで借りたらどうでしょうか。同じ金額ではとても収まらないと思います。

わかりやすい例があります。ハワイ島のフォーシーズンズ リゾート フアラライです。ここのヴィラとスペシャリティスイートは、公式サイトに料金が一切出ていません。

サイトにはこう書かれています ──「スペシャリティスイートは専用の予約チームを通じてのみご予約いただけます」。電話番号だけが載っていて、オンラインでは予約できません。価格を公開しない、という時点でどういうクラスなのかが伝わってきます(しかもこちらは3ベッドルームで、私たちが泊まったヴィラよりずっと大きな部屋です)。

ハワイ島のフォーシーズンズにはホテル棟に泊まったことがあり、マウイ島のハナにも滞在しました。そのうえで振り返ると、バリ島のこの内容でこの金額は、やはり相当に得だったと感じます。

私たちはショッピングにあまり興味がありません。敷地の外に出なければ、ずっと極上の非日常空間を味わえる。その時間に対して払う金額として、130万円は高くないと感じました。

ただ、万人向けではないと思います。

私たちの1週間は、朝の散歩、読書、プール、夕陽、食事 ── これだけです。観光には出かけていません。

だから、読書に興味がない方、ゆったりと時間を過ごすのが苦手な方には向いていないかもしれません。「せっかく来たのだから何か見に行きたい」という方には、この過ごし方は退屈に感じられると思います。

逆に、何もしない時間にお金を払う価値を感じられる方には、これ以上の場所はないと思います。

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